インプラントQ&A


インプラントについてよくあるご質問

Q インプラント手術は危険ですか?

A 決してそのような事はありません。

インプラント事故がよく報道されており、インプラント手術は危険なものであるという印象を持たれている方が多いかと思います。

しかし、インプラント手術における失敗の多くは、手術を行う歯科医師の未熟さからくるものがほとんどです。インプラントをしっかり勉強している歯科医師からすると、ありえない状況で手術をしていることが失敗の原因になっています。

インプラント手術はしっかりした知識・経験・準備をしていれば、安全に行う事ができる手術であると断言できます。

 

Q インプラント手術ために入院はしますか?

A 症例によっては入院が必要な場合もありますが、基本的に手術当日に帰宅できます。

 

Q 治療費はどのくらいするのでしょうか?

A インプラントには保険の適用がありません。自費診療となります。費用はインプラントの本数、取付ける人工の歯の種類、お口の中の状態により人それぞれ異なってきます。まずは担当医とよく相談してからの判断となります。

 

Q インプラント手術前にどんな治療を行いますか?

A 虫歯や歯周病がある場合は、そちらの治療をしてからインプラント治療に入ります。

 

Q インプラントの耐久力はどれくらいでしょうか?

A 患者さまの日ごろのお手入れが「カギ」となります。

お手入れがしっかりしていないと通常の歯と同様に歯周病のような状態になり、インプラントの周囲の歯がやせてきてグラグラしてきます。しっかりとしたメンテナンスをすることで、10年経過後のインプラントの残存率は95%以上という結果が、信頼できる多くの文献で報告されています。

 

Q インプラント治療はどんな人でできるのしょうか?

A 事前検査の結果によっては、稀に治療に不適応な方もいらっしゃいます。具体的には下記のような方です。

①成長過程にある若年者の方
 ※骨の成長がほぼ終了する20歳以上の方がインプラントの治療対象となります。

②免疫不全の方

③1型糖尿病の方

④常的ホルモン治療・放射線治療を受けている方

⑤精神神経症の方

⑥重篤な全身疾患、コントロールされていない全身疾患の方

また、インプラント治療不適応ですが、生活習慣の改善や、治療による症状改善により、インプラント治療が可能となる場合があります。具体的には下記の方になります。

①お口の中の清掃状態が悪い方

②歯周病の方

③インプラントを埋め込む骨の厚さが少ない方

④喫煙者

⑤骨粗鬆症の方

⑥2型糖尿病の方

⑦精神神経症の方